内部リンクのSEO効果
外部からリンクを張ってもらうことがSEOで最も重要ですが、サーチエンジンは内部リンクもきっちり評価しています。
上位表示を目標とするページに対して、他のページから狙ったキーワードにリンクを張りましょう。
全ページからTOPページへのリンク、パンくずリスト、メニューリスト、サイトマップは最低限作成しましょう。
ここでいうサイトマップとはsitemaps.xmlではない全部のページへのリンクです。
サーチエンジンにサイト構造を理解させ、インデックスさせる為にサイトマップページも用意しましょう。
内部リンクとは
同じドメイン内で張られたサイト内部のリンクの事を内部リンクと言います。別のドメインから
張られたリンクの事は外部リンクと言います。
内部リンクを使う目的
外部からのリンクに比べると内部リンクのSEO効果は低いのですが、リンク構造をしっかりさせる事で、サーチエンジンにどのようなコンテンツがあるのか
知らせる意味でも重要となります。具体的にはディレクトリは3階層までにします。例えばhttps://aaa.co.jpというサイトだったら、aaaの下にbbb、cccぐらいまでが望ましいです。
URLにするとhttps://aaa.co.jp/bbb/ccc/までです。
aaa、bbb、cccにはseo的に効果のある名前をつけます。例えばブランド品を扱うサイトの場合、グッチのバッグを扱うディレクトリは01,02,03とかa,b,cでは無く、https://brand.co.jp/bag/gucci/とします。
brand.co.jpなどのドメインは人気があって、すでに使われていますので、新規にキーワードを含んだサイト名を作ってドメインにしましょう。
また、ここ数年でサーチエンジンは内部リンクの重要度を高めてきています。
しっかり内部リンクを構築されているサイトほど上位に表示されます。
よく使われる内部リンクと注意点
- TOPページへ戻る為のリンク(「TOPへ」とか「戻る」使わずサイト名などキーワードのあるものを使う)
- グローバルナビゲーションバー(ulタグを使ってリンクのリストである事をサーチエンジンに知らせる)
- フッターリンク(内部サイト外部サイト問わず関連性の高いサイトのみを並べる)
- ページ内リンク(A hrefやA nameの内部リンクと同ページリンクにもキーワードを含める)
- パンくずリスト(羅列ではなく階層構造なのでolタグを使う。アンカーテキストにキーワードを含める)
- サイトマップページ(sitemaps.xmlではない全ページへのリンクページです)
※()に注意点を少し書いてます。
サイト内被リンクの張り方
サイト内の被リンクも外部のリンクと同じようにサーチエンジンは評価します。
各ページのリンクを確認してください。
「TOPへ戻る」などのリンクはSEO的に効果がありません。ページをキーワードを含んだリンクへ変えたり、サイトのタイトルへ変更してください。
サイト内でリンクを張るときも英数字の連番や「こちら」ではなく、必ずキーワードを含むリンクを張るようにしてください。
Googleに任意のキーワードでを入れて検索してみると上位に表示されているほとんどのサイトは「TOPへ」や「もどる」などの内部リンクは使っていません。
また、多くのサイトは100件以上の内部リンクを含んでいる事がわかります。
上位表示させたいページへ、狙ったキーワードでリンクする
トップページを玄関としてカテゴリページやその下位のページへのリンクはすでに張っていると思います。
また各コンテンツからトップページへ戻るリンクも張っていると思いますが、
トップページへのリンクにも必ずキーワードを含む様にしてください。
キーワードを使ってのリンクが難しい場合は画像リンクでも大丈夫です。
ただし、画像リンクを使う場合はalt属性の中に必ずキーワードを含む様にしてください。
また、各コンテンツのページにSEOを施す場合に目立つ場所にリンクを張りたくない場合は、
サイドバーやフッターに小さなリンクを張るだけでも効果はあります。
すべてのページをインデックスさせる為にサイトマップを用意する。
すべてのコンテンツページからTOPページへキーワードでリンクを張っても、
そのコンテンツページがサーチエンジンに登録されていなければ意味がありません。
検索エンジンのクローラーにすべてのページを巡回してもらう為に、サイトマップページを用意しましょう。
サイトマップページにはすべてのコンテンツページへの目次や索引として利用できるようにわかりやすく記載してください。